こんにちは、サメ男です!英会話レッスンで失敗するパターンの第4弾です。それではさっそく、今回の失敗談を見てみましょう。
失敗屋さん、いらっしゃ~い!
失敗パターンその4:テキストを音読するだけのレッスンになっている
Dさんはフリートークではきちんとした英語が身につかないと思い、テキストを使ったレッスンを受講しています。毎回のレッスンでは、テキストの表現の意味や発音を確認してから、先生と役割分担して会話文を音読します。でも、文字を見ながら音読するだけになっていて、これでスピーキング力が伸びるのか、ちょっと心配です。
Dさんのようにきちんと英語を学びたい人には、フリートークよりもテキストを使ったレッスンの方が有効ですよね。まずはテキストの表現をしっかりと頭にインプットして、それをベースにしたアウトプットというサイクルも効果的です。
テキストをお手本にして、それをマネしてしゃべるっちゅう感じやな。
ただ、テキストに書いてあることをそのまま読むだけだと、話すトレーニングとしてはイマイチ。それに、せっかく先生がいるんだから、テキストから発展したり、何らかのフィードバックがもらえるレッスンじゃないと、ちょっともったいないですよね。
上手い先生やったら、そのへんも臨機応変にやってくれるんやろけどな~。
そこで、テキストを使ったレッスンを効果的にするために、私たちにできることをいくつか紹介しましょう。まず1つ目はこちら↓
テキストをできるだけ見ない
テキストがあるのに見ないとはこれいかに?
これは、テキストを見ながらの音読が簡単だと感じる場合にやってください。Read & Look Upなどと呼ばれる練習方法で、音読する箇所を文字で確認したら、目線を上げて文字を見ない状態で読み上げます。こうして少しハードルを上げることで、同じ音読でも学習効果を高めることができます。
これ、たしかに難しいんよね。
関連表現について質問する
例えば、こういう表現がテキストに載っていたとしましょう↓
Are you free to talk this afternoon?(今日の午後、お話できる時間はありますか。)
このまま音読して丸覚えするというやり方だと応用が効かず、表現の幅も限られてしまいます。そこで、この例文をベースにしながら、もっとフレキシブルに使いこなすための質問を先生に投げかけてみましょう。「freeの代わりにavailableを使うことはできる?」や「Will you be freeと言うことは可能?」といった用法についての質問をすると、表現のバリエーションを増やしたり、正確さを高めたりすることができます。
丸覚えしようとするから、自分のものにならへんねんな。
ロールプレイにアドリブを入れる
先生やクラスメイトと役割分担して会話文を音読する、いわゆるロールプレイはレッスンでよくやりますよね。ここでも、そのまま読むのが簡単であれば、セリフをちょっと変えたり、追加したりするアドリブを試してください。登場人物の気持ちを推測したり、自分や身の回りのことをさりげなく放り込んでみたりすると、きっと盛り上がりますし、自分の言葉で発話する力もつきますよ。
フリートークの準備段階にも良さそう。
発音に磨きをかける
アドリブが難しいなら、テキスト通りに音読しつつ、発音にフォーカスするというアプローチも可能です。先生から発音についてフィードバックをもらい、先生の模範をしっかり真似するように音読しましょう。発音の矯正はなかなか大変なので、一発では上手くできないことも多いはず。OKがもらえるまで繰り返しトライして粘りましょう。
先生にはPlease correct my pronunciation mistakes.とかゆうてお願いしたらええわな。
テキストを使ったレッスンも、ちょっとした工夫でもっと効果的で活気のあるものにできることがご理解いただけましたでしょうか?
ガッテン、ガッテン!
クロやんだったら、どんなテキストを使ってレッスンしたい?
せやな~。ドラゴンボールの英語版とかがテキストやったら最高やな。
へ~、ドラゴンボールが好きなんだ。
いや、ドドドドとかガガガガゆうてるだけでええなあ思て。
いい加減にしろ!
失礼しました~。